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VIDEO-ITを取り巻く市場と技術

2007年7月12日掲載

第5回 放送ビジネスの新たな可能性を追求「日テレNEWS24」
     〜
ネットからゲーム機までマルチに展開!〜

(月刊ニューメディア2007年6月号 掲載記事)

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■ 「日テレNEWS24」インターネット/携帯配信システム 設計と特徴

一般的な映像配信システムでは、映像をPCでキャプチャーしてファイル化し、必要な部分を切り出し、個々に手動で変換します。日本テレビ様でもこの方法でインターネット用動画コンテンツを作成されていました。この方法はスタッフにスキルが必要で負担も多く、大量のコンテンツを高速に処理できません。この状況を踏まえ、次のポイントで設計しました。
(1)極力自動化すること。
(2)ただし、融通が利くように手動の良い点は残すこと。
(3)収録中の「追いかけ編集」でニュースに必要な即時性を実現すること。
(4)特別なスキルが不要で習得の容易なシンプルインターフェイスであること。

システム構成は次のとおりです。


図1.「日テレNEWS24」マルチ展開システム概念図


・スケジュールエンコーダ:設定した時間に自動収録し、映像のカット点を自動検出し、データベースに登録。
・ファイルサーバ:収録映像と、切り抜いた映像、変換された映像を保存。
・管理データベース:カット検出のタイムコード情報と、サムネイルを保存。
・編集端末:データベースに登録された映像を検索し、編集。収録中の映像も編集でき、MPEGネイティブ編集で高速かつ高画質。
・変換サーバ:2台の変換サーバで自動負荷分散を行い高速に配信先に合わせた配信フォーマットに変換。変換後、配信先へ自動ファイル転送。配信先が数箇所から始まったシステムですが、約1年たって配信先が十数箇所まで増えました。このように設定が柔軟な点も、このシステムの大きな特徴です。


写真4.報道セクション内にあるサーバシステム


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VIDEO-ITを取り巻く市場と技術第5回 トピック一覧
■ 24時間・365日体制の速報性に高い評価(高橋徹朗・月刊ニューメディア特別アナリスト)
■ ポイントは効率化された配信プロセス
■ 「スピードと量」がサービスの鍵
■ 「日テレNEWS24」インターネット/携帯配信システム 設計と特徴 (IBE 永井鉄平)

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(執筆:IBE 永井鉄平 ※編集の関係上、雑誌掲載内容と少し異なる個所があります。)

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