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VIDEO-ITを取り巻く市場と技術

2007年7月12日掲載

第5回 放送ビジネスの新たな可能性を追求「日テレNEWS24」
     〜
ネットからゲーム機までマルチに展開!〜

(月刊ニューメディア2007年6月号 掲載記事)

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■「スピードと量」がサービスの鍵

5年ほど前から同番組を担当する宇佐美氏によると「『ニュースは貴重な自社コンテンツ』という意識から、当初は社外に出すことに抵抗を持つ考えもあったが、今では貴重な放送外収入として評価を得られるようになった」という、日テレ社内の大きな方針転換もマルチ展開成功を支えたという。コンテンツ提供においては「鮮度」にこだわりつつも、情報のタイムラグを恐れず積極的に最新情報を提供していく姿勢を貫く。「タイムラグを恐れて提供するニュースを取捨選択していると、もうひとつの魅力である『ニュース量』にも影響する。スピードと量を両立させ、かつシンプルな配信体制を取ることがサービスの鍵」(宇佐美氏)。放送局によるニュースの販売という新たな放送ビジネスを生み出した「日テレNEWS24」。今後については、駅構内モニターなどデジタルサイネージ市場での伸びに期待しつつも、「全く別の配信先についても対応できる仕組みであり、積極的に売り込みをかけていく」と自信を見せる。街頭大型ビジョンや非サイマル放送実現時のワンセグ用コンテンツなど、可能性は大きく広がっていきそうだ。


写真3.編集作業は報道セクション内のこの部隊が担当。編集の操作は極力シンプルになるように構成。

 

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VIDEO-ITを取り巻く市場と技術第5回 トピック一覧
■ 24時間・365日体制の速報性に高い評価(高橋徹朗・月刊ニューメディア特別アナリスト)
■ ポイントは効率化された配信プロセス
■ 「スピードと量」がサービスの鍵
■ 「日テレNEWS24」インターネット/携帯配信システム 設計と特徴 (IBE 永井鉄平)

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※編集の関係上、雑誌掲載内容と少し異なる個所があります。

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